芸術の中の1つ、音楽はタイミングの芸術と言われています。

リズムは、時間の経過の中で音を出すことで生まれ、それが規則正しく鳴ると体がノッてくる。


それが何でだろうなんて普段考えないけど、考えてみると体のなかの心臓や脈拍は常にリズムを刻んでいるのと関係があるのかも知れません。


音階(ドレミファソラシ)は、合計で7つ。
その中で♯(または♭)の記号がついた半音階(ド♯レ♯ファ♯ソ♯ラ♯)を含む1オクターブは合計で12こ。


これも何で7と12かというと、音に含まれる倍音を数学的に計算して一番調整が取れているからというのが理由の一つ。
これを考えて作ってくれた人のおかげでRockやクラシックなどなど、たくさんの曲を楽しんで聴くことができるようになった。



音楽って昔は、宗教などで神や死者に捧げるためだったり呪術や医療、日本でも様々な儀式として使われて、霊的な力を持ったものとされていたらしい。
作る方は精神的にもよっぽど大変だったと思う。。。
また、哲学者で数学者のピタゴラスは「音楽が宇宙の本質を知る最も重要な学問」というほど、神秘に満ちている。


ある音楽の先生がそんな難しくて宇宙と音の関わりとか、SFじみた話しをしたあとに、このドレミ〜の7と12の数字って共通点がありませんか?と質問してきた。


7=日にち、1週間。
12=月の数、1年間(1月〜12月)。


両方とも時間を表す数字とも言えます。これは偶然でしょうか、それとも必然だったのでしょうか??
1秒の長さ、一日は24時間、脈拍のリズム、心臓の音程、、、


その話を聞いた時、すごく不思議な感覚に包まれたのを覚えてます。
まるで絶景を見て自分がすごく小さい存在に思えるような。



感覚や雰囲気で楽しむ音楽って実は色々科学的な理由が見つかってるけど、何千年経ってるのにまだまだわからないことだらけ。人間の細胞と自然界との、神秘的な繋がりも実はあるのかも知れません。


これから作曲活動しながら知ったことや疑問に思ったことを調べたりと、色々伝えられたらと思います!



今日の1曲。

2019年のact house 3期生舞台「サクラのサクラのサクラくん」から

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