シンセ1に引き続き、Logic Pro XのES2というシンセサイザーでの効果音作りのため
『シンセサイザー入門REV2』
読んで勉強してきました。
非常にわかりやすく音源も聞けて問題集的にも使えてためになる本でした。
「音は出せるけど、なんだかたくさんのツマミや記号やフェーダーがありすぎて、シンセによって全然違うし訳がわからない!」
という「状態」の方も多いと思いますが、、、本を読むだけじゃなくここに書かれてる内容を一緒に自分の持ってるシンセサイザーで真似してみればこの「わけがわからない」状態を遂に!抜け出せると思います。
著者も言っているように「あらゆるシンセ全体に通じる概念」が書かれています。
そして、シンセが盛り上がるジャンルは難しい音楽理論より、センスやノリが重要で、そういう意味では始めやすくてチャンスもたくさん掴める音楽なんだと思います。
ちなみに僕がこの本で得た印象的な知識は
打楽器の音は発音後、音程が下がっていく

です。
ドラムの音作りで発音した後にピッチが下がる設定をすると途端にドラムっぽくなります。
なるほど、、、重力かな??面白そうなので調べてみます。
さて、話はES2に戻りLogicにはWebで見れるマニュアルがあります。
大変助かるのですが、
初心者にはすごく難しくて機械的
です。
専門用語ばかりでその解説も見つからなかったり、ザックリの説明で、知りたいことが載ってなかったり、、、でもスマートな人はそれでもわかるのかな、、、
なので他にもシンセ関連書籍を読んでやっとマニュアルが理解できるようになり、マニュアルチュートリアルを実践しました。
以前舞台の作曲で、アリそうだけどどうしても見つけられなかった、作れなかったシンセの音があって、やっと似た雰囲気の音が作れるようになりました。
最後にそれを紹介します。
サブタイトルにもあるドラえもんのワンシーンに使われてる音です。
どのシーンでしょう??
ほんとこれは僕の中でかなりの名曲なんです。笑
ちなみにこの音はノコギリ波をカットオフでちょっと曇らせてレゾナンスの値を4くらい。
Glideで立ち上がりの音程をちょっと遅らせて、エンベロープのAttackもちょっと遅らせてSustainは7くらい。隣のTime値を~200mにして音が途切れるくらいで音程が下がる設定になってます。
ポイントは立ち上がりの音程を遅らせて、鳴り終わりで音程を下げる。
これでマヌケっぽいほんわかした音になるんですが、スタッカートでリズムをしっかり作っているんでそこまでマヌケにならずノリのいいメロディーになってますね。
次こそは効果音を!!!笑