効果音を作るにあたって実践的に無料素材のサイトからアニメーション動画「火の鳥が飛び立つ」シーンをダウンロードしてみました。


戦いの打撃音や魔法とか難しそうだけど、これなら初心者でもなんとかなるかな??

というわけで


この無音の動画に音をつけます!

音は3種類。


①炎
②飛び立つ風の高音
③2回目に羽ばたく迫力さの低音


の3つの音を作って混ぜてみることにしました。

どうぞ!


少し雰囲気が出ましたかな??(^_^;)

せっかくなんでそれぞれの音解説します。


①炎
炎の音はオシレータにあるもう一つの波形「Noise」を選択。
3オクターブ下げてフィルターのローパスを選択し、カットオフで音を曇らせ低音強調。
炎とパチパチ感をレゾナンス上げて出しました。
またランダムに燃える炎の感じを出すため不規則に低音の鍵盤を鳴らしました。

②飛び立つ風の高音
これも波形「Noise」を選択し、アタックタイムを遅めて羽ばたくイメージを作って2回目の羽ばたきで音程をあげてます。


③2回目に羽ばたく迫力さの低音
これはノコギリ波と三角波を混ぜて、VCAにあるFlangerエフェクトを加えてスピードを4くらい。
音は伸ばさず余韻でこのエフェクトの効果を出して、ここでもアタックを少し遅めに設定して舞い上がるイメージを作ります。
音程は低く、音圧を出してunisonモードでステレオ感も出し、迫力のある音にしました。


と、まあこの5秒動画に、いろんなツマミをいじってコツコツと音を探してやっと効果音は出来上がっていくんですね。

またシンセだけでなくいろんな物を鳴らして音を合成させたり、こういった効果音を作る専門家「音効さん」と呼ばれる職業もあって作曲とは全然違うジャンルとしてありましたが、今はマルチな人材が求められる時代なので作曲家が兼任してる現場がたくさんありますね。


逆に効果音を作れるのは作曲家にとって一つの武器にもなります。
今回の初歩的な効果音でずいぶん時間がかかり気が重いこともありますが、、、笑
また挑戦していこうと思いま〜す!(空元気!)


今後アニメなどで何気なく聴いている「効果音」も、「どう作ってんだろ??」とか考えて聴くとものすごい音だったり、きっと楽しいと思います♪


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