Keyboadマガジン10月号(リットーミュージック)でアニメ音楽が特集されていて気になったので島村楽器へ。
棚になく店員さんに聞くと午前にも問い合わせがあり売り切れ、、、近くの本屋へ向かう。
なんとここでも売り切れ。
昨日発売したばかりなのに、アニメ音楽の関心は高いんだなと驚く。
3件目は在庫の確認をしてから書店さんへ。
人気作曲家のインタビューとアニメの歴史が中心で1500円という価格にビビって立ち読みで済ませようかと思いましたが、、、なかなかじっくり読み込めそうで購入!
以下、紹介!
梶浦由記さん
もうすぐアニメ再開の「ソードアートオンライン」の音楽担当で、あの鬼気迫る戦闘シーンのずっとテンションを保った弦楽器の曲など印象的!
「鬼滅の刃」でも音楽など担当していてあの独特な和の世界観がすごく映像とマッチしてますね。
職業作曲家は裏方の意味合いが強いんですが、サントラや自身のバンドのLIVEではKeyboardも演奏し、アーティストとして表舞台でも活躍中。
インタビューでは
音大の方のように器用ではない
とおっしゃっており、独学中心でどんどん作曲しているとのことですごい!
川井憲次さん
押井守監督の「攻殻機動隊」ではほとんど前例のなかった日本の民謡のようなコーラスを囃子さんに歌ってもらった曲が印象的で、ライオンキングの日本語版のような曲です。
しかも歌詞は大和言葉だそうでまた雰囲気がグッと出ています。
その続編にあたる映画「イノセンス」の「傀儡謡-怨恨みて散る」は「西田社中」という女性民謡グループが歌っており鳥肌ものの名曲です。和太鼓の雰囲気も抜群にいい。
曲を聴けば分かる通り、キャリアもすごいんですがインタビューでは
ギターのスタジオミュージシャンになりたかったので音楽の勉強はしていない
(曲作りに)行き詰まるのは年中、毎回何とか放出している
なんて、ゆるくてご謙遜な話が多くてとっても好感度高いです。
神前暁さん
「こうさきさとる」と読みます。
京都アニメーションの「ハルヒの憂鬱」サントラで、ハルヒが歌う「God Knows」は僕もカフェで弾いたことがあり、思い入れのある1曲。
椎名林檎1st,2ndのギターを弾いた西川進さんの独特のソロギターが印象的です。
「らき⭐︎すた」のサントラは、古いアナログサウンドがコンセプトにあったそうですが「もってけ!セーラーふく」が中毒的にはまっちゃいます。
ランティスチームも参加してあれほどのミクスチャー曲になったそうです。
また声優さんの声色の使い方もすごい!
また「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」では、超本格的で渋くてcoolなSKAが聴けます。
ここでもインタビューで
基本的にずっと行き詰まってる
と、ご謙遜な一言。
僕もそうですがたくさんのアニメ作曲家が音大卒ではなく、独学などでたくさん勉強していたのがすごく意外で、簡単に曲を量産しているわけじゃなく努力して作ってるのがすごく親近感ありますね。
まだKeyboadマガジンの10/1の内容も書いてませんが、、、他にもインタビューは続き、アニメの歴史やアニメ曲分析もあり楽しんで読もうと思います。
興味持った曲あればぜひ聴いて楽しんでください!