さてさて、ソロギターライブ記事第3弾。
今回やった5曲の中から1曲、ライブ動画です。
モルダウ〜ってクラシックギター曲。
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何度かつまづいて頭が真っ白になりそうなのを(緊張で)何とか立て直して弾きました。。。
今回は知人と関係者のみのパーティー的なライブで子供たちが多かったんで、賑やかでその分緊張がほぐれました。
実はこの次やったラストの曲がもう大変なことになり、、、
そこに至るまでちょっと書かせてもらいます。


そんなこんなでライブ当日。
今回やる曲は5曲。
お店にはPAシステムなど何もないんで、マイク(MC用)、スタンド、アンプなどなどセッティングして、ギターもリペア出したし準備は万端。
ただ肝心の練習はまだまだ準備万端ではなく、最後にやる予定のカントリー調の難曲ははっきり言ってお披露目できるレベルまで引き上げられなかった。
でも今回は挑戦してみようがコンセプトだったんでやることに!

そんなこともありちゃんと弾けるか緊張しまくっていた。
今までのライブはバンドだったし、間違ってもパフォーマンスと勢いで僕らもお客さんもある程度テンション維持できたから(それもどうかと思うが、、、笑)
今回とは緊張感が全く違っていた。

ソロギターなどソロの演奏やバラードは、間違うと「あれっ?」ってなって、音楽の世界から現実の世界に戻されてしまう。
きっとたくさんの人が経験しているピアノやクラシックなどのライブはこんな緊張感なんだろなと思った。
はっきり言って僕はもともとすごく緊張するタイプだと思う。
あまり機会がないスピーチなど、特に苦手。
今回のライブで克服したかったのがこの緊張感だった。

緊張であがりやすい人➡︎あがらないためには


その1 深呼吸



深呼吸することで脳へ酸素が行き渡り疲労が回復し、血液の流れも良くなり心拍数が落ち着くようです。
いろんな名前の呼吸法があるけれど僕がやっているのは、
ゆっくり4秒頭の中で数えながら吸って、4秒とめて、4秒数えながら息を吐く。
口から吸うと苦しくなるんで、吸うときだけ鼻からオススメです。
この秒数を数えるのが大切で、数字に集中することで雑念をニュートラルに戻してくれる作用があるそうです。
ちょっと瞑想に近い効果です。
もちろん瞑想も心を落ち着かせ集中するために効果があり、プロスポーツ選手なども試合の合間にやったりしてますね。
昔から有名な

「手のひらに人という字を書いて飲み込むと落ち着く」

これがなぜ有名なのかというときっと、
「人を書く」ということで思考をニュートラルに戻し、書いて飲み込むという動作(運動)で感情を紛らし、これで大丈夫って信じることが自己催眠になり緊張しない効果をもたらしたのかなと思います。


その2 自己催眠


上にも書きましたが、例えば、
「失敗しても大丈夫、気にしない。死んでしまうわけじゃないし」

とか

「自分は別にすごい人じゃない、できることだけやればいい」

とか

人それぞれあると思いますが、結局考え方はなんでもいいからそれをとことん信じる。
それがリラックスさせ集中力になり、自分の100%が出せるんだと思います。


その3 経験


克服するためには経験しかないですが、ミュージシャンがライブを何回もやる贅沢な機会ってなかなかないもの。
しかも、経験って長く間を空けるとなかなか身に付きません。
じゃあライブ以外でライブのような経験を積むにはどうしたらいいか。
誰か1人でもいいから演奏を見てもらえばいいんじゃないか?

というわけでちょっと恥ずかしいけど、今回1曲DUOでやるパートナー(ライブ未経験)にライブを想定して練習場所で緊張しなくなるまでオーディエンスになってもらいました 笑

これはかなり効果があって、申し訳なさもあって最初はめちゃ緊張して、次のフレーズが飛んだりしたけど2日目の4曲目やったときにやっと少し入り込めて、すごく演奏が楽しい一瞬があった。
これは一人で練習しても決して得られない感覚。
人前で演奏するってすごい。。。

とにかくこの感覚を忘れないようしっかり頭にインプット。


ライブではこの3点を実践したのと、賑やかな子供たちのおかげでだいぶリラックスして弾けました。
しかも、練習しまくったおかげで左指が腫れていて痛くてしっかり押さえられず、右指も強い音を出すたび激痛が走ってたんだけど、ライブ中はそんな痛みすっかり忘れてた。
ライブってすごいわ!!!

というわけで序盤はなんとか大失敗なく進み、ラストの難しい曲。

ノリの良い曲だったんで手拍子までいただきました。
でも、そのおかげでしっかり手拍子に合わせて弾くことになり、ちょっとつまづいた時に見事にリズム崩壊!!!
多分初めてかな??
演奏をやめてやり直しすることに、、、

こういう最悪なケースになることもあるかなとイメトレしてたんで(いろんなイメトレ大事ですね)、ここからは「演奏を聴いてもらう」から、難しい早弾きフレーズを成功させ拍手をするようお客に注文するなど「ちゃんと弾けるよう見届けてもらう」というようなスポ根みたいなライブに、、、

ライブで失敗したりうまくいかず、がっかりしたり苦しむ演奏者を見ることほど酷いことはないと思います。
もちろんそういう何か目的があるならいいけど、今回は楽しむためにお客さんが来ていたから、何がなんでも弾ききって、なんとか楽しんで(喜んで)もらいました。


まとめ


心の中はではめちゃくちゃ悔しかったけど、今回ライブやったおかげでたくさん練習したし一人で、人前で演奏する楽しい感覚を知れました。
また今の自分を見てくれた人たちが、次回レベルアップした自分を見て、曲を楽しむだけでなく頑張って何かをやり続ける「励み」になればいいなと思います。
バンドをやめて映画音楽で勝負しようと決めた中で、こうしてギターを持ってライブできたことがすごく幸せで、場所を提供してくれたツキハナさんにも感謝です。
そのうち一般公開ライブがあれば告知させていただきますのでよろしくお願いいたします!

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