まず今年1発目ということもあって、

あけましておめでとうございます!

今年も皆様のご活躍期待しております!


そしてこのページを見てくださった方との共演や出会いがいつかあることを楽しみにしています!


ということで、早速今回のテーマ効果音導入です。


効果音って普段意識しないけれど、一音一音誰かが作っていて、技術や経験、アイデアが必要なのはご存知でしょうか??

例えばテレビドラマや映画の戦闘シーンで殴る、蹴る、ナイフで刺したり切るなど。

あれは実際殴ったり蹴ったりしたその時の音を収録したんじゃなくて、後から映像に合わせクッションを叩いたり地面を叩きつけた音だったり、キャベツや大根を切ったりトマトを潰したり(野菜率高!)した音で、その音をエフェクトで加工して映像に貼り付けています。

現場ではこんな感じで音声収録。↓
https://www.youtube.com/watch?v=0nIK6lUyDEg

その効果音などを作る職人を「フォーリーアーティスト」と呼ぶそうで、日本でも随分昔からあります。
東映や日活映画など担当したフォーリーさんの仕事を前にTVでみましたが、爆破シーンで5人くらい一斉に石や砂を巻き上げビニール袋破裂させたり順番に物を壊したりなど、そのアイデアや芸術的な仕事ぶりは世界でも評価が高く夢中でみてた記憶があります。

曲だけでなく音の追求の楽しさを知った今、すごく楽しそうで魅力的な分野の音作りです。


時が流れ、アニメやゲームなど盛り上がり、アニメもそうですがゲームなんて特に、常に、音楽を聴くことができて、効果音だらけ。

映画音楽を作っていてもたまに効果音作成の依頼があったんで、「シンセサイザー」を使って挑戦し、→「シンセサイザー
その構造などは分かってきましたが、やっぱりよっぽど知識がないとなかなか作りたい音へたどり着けず、、、

そしてこの冬、シンセサイザーを使わずに直感的に「効果音」など作れるソフトをついに導入!

gamesynth by Tsugi

なんと、ペンタブレットで書くと音が出ます。
筆圧を強くすることで迫力を出し、書くスピードで音の速度を調節、書く場所により音の位置が変わったり音程やEQを変化できます。
もちろん様々なパラメータでオリジナルの音も作れます。

なので、「購入した人が誰でも使える音源」ではなく、映像にバッチリ合わせれる完全オリジナルな効果音がつくれちゃうってのが一番の魅力!

まずはいくつか魔法的な音を作ったのでアップします。
映像がないので若干わかりずらいですが


次に天候や足跡

最後に懐かしいゲームでよくある効果音


それぞれデフォルト設定から色々いじってます。
任天堂やスクエアエニックス、ドワンゴやキャノンといった大企業も利用しているソフトということだけあってクオリティー高く、できることがたくさんありすぎてこれから映像に合わせ作っていくのが楽しみです!
(誰か作らせて〜っ! 笑)

というわけで、作曲、ミックス、マスタリング、ポスプロ、効果音、ギター演奏などなど、今年もよろしくお願いいたします。