2021年1発目ということであけましておめでとうございます

2019年8月にスタートした時は毎週のようにアップしていた記事(ブログというか何か役に立つ情報を発信して行こうと思い記事と呼んでおります)も、のんびり月1回ほどになり、それでも今回で合計38記事。

中でもギター関連記事を読んでもらってることが多かったので今年1発目はギターです♫

去年は言わずもがな、めっちゃしんどい一年になったので、、、今年は活動の仕方を工夫し楽しく引き続き精一杯音楽活動をしたいと思います!

そんな気持ちも込めて、新年の始まりだし景気良く明るくいきたいという思いを胸に、ノリノリのギター曲を作ったので紹介します。

そして、少しばかり楽曲解説も書いてみようと思います。

タイトルにあるようにノリノリのエレキギター曲です!

スマホで表示されなかったらこちら→戦乱無双

「戦乱無双」というタイトルと楽曲でピーン!ときた方もいるかもしれませんが、ゲームの無双シリーズでの戦闘シーンをイメージして作りました。

あのゲームのギター楽曲はカッコ良い曲が多くて、メタルバンドしか聴いてないって方にもおすすめです!


「戦乱無双」曲解説

さてさて、ゲームに使われる曲って、音楽マニアとは限らないんであんまり突っ込んで曲を作ったり、速弾きソロをやりまくるとゲームへの没入感を邪魔してしまうんでそこはキャッチーで自然な展開を心がけました。

ただギターだけでもありふれてしまうので「尺八」を入れてます。

これで戦国時代の雰囲気も出て、伝統的な楽器なので緊張感も出ていいスパイスになればと思います。

というか元々昔の大きな戦ではホルンのような大きな笛を吹いていたので、こういう音は逆に入れたほうが戦のイメージを助長してくれて助けられたんだなあ 笑

ツインギター


頭からティロリロ鳴ってるノリノリのメロディーは開放弦とメロディを交互に弾いていて、本来ハンマリングとプリングでやるはずが音が濁ってしまったのでピッキングのみにしました。

ギターで2つの音を重ねたメロディーを「ツインギター」とか「ツインリード」って言ってますが、Aメロ8小節が終わってから二本目のギターがオクターブ上をティロリロ弾いています。

メインメロディーとオクターブ重ねたことを

「ユニゾン」

と呼ばれることに対して、メロディーを二本で作る泣きのギターは

「ハーモニー」
「ハモリ」

とか言われていて、大体メインメロディーとその三度上か三度下の音がメタルではよく使われています。


この曲「戦乱無双」はKeyがEmなのでE(ミ)の音がメインメロディーだと三度上の音はG(ソ)でサビまでのオブリガード的なツインギターは基本このパターンです。

サビのメロディーはメインメロディーの三度下げ。

この三度を上げ下げするのは楽曲の雰囲気で、どちらが合うか音を聴いて決めています。


トリプル、フォースギター


サビの大盛り上がりは三本重ねています。

メインメロディーの三度上と三度下だったり、
イメージとしてはちょうどコードになるような3和音配置だときれいに鳴るんで迷ったらおすすめです。

でも「アボイドノート」など調和の取れない音があるんで、聴いておかしかったら違う音にします。

いよいよサビのラストではもう一本ギターのメロディーが入ってきますが、これはメインメロディーのオクターブ上を弾いていて、全く同じに弾くとくどいんでちょっと音符の長さを変えました。

ユニゾンはハーモニーよりスッキリしていて印象がだいぶ変わるんで、どこで使い分けるか聴き比べるのもギター曲を作る楽しさの一つ。

こう言った理論的なことなどをたくさん理解しつつも大事なことは、ロックは理論通りやるとマジメな刺激のないちゃんとしすぎた曲になっちゃうことがあるんで、聞こえてカッコよかったら理論的にわからなくても良しとしてます 笑

コード進行は?


ロックやキャッチーな曲はシンプルが良かったりするんで今回難しい進行は何もしていません!笑

ただ、フラット9th(フラット2nd)のパワーコード(一度と五度)は、緊張感が出てカッコいいスラッシュメタル曲の常套コードで、ソロにもよく使われてて「戦乱無双」のAメロのリフでも使ってます♪

サビでは基本的に、メタルでの黄金コード進行の6度→7→1でこのコード進行はめちゃ定番だけど、名曲に多く、カッコ良く仕上げやすいのです 笑

そしてメタルでもう一つ大事なのは

「リフ」

「戦乱無双」だと尺八のバックで刻んでるようなギターで、
尺八を目立たせたかったんでミュート弾きしてドラムもハイハットなど金物は抑えてドコドコ叩きました。

そして、ここで抑えたことでサビで思い切り爆発だー!と言う感じでメロディーをアピールしています。

まとめ

と、言うわけで普段曲を作らない人にも作曲してる状況が少しでもイメージできたでしょうか?
バンドマンにとって裏方を知られるのはイメージ的にかなり痛いので、ちょっとお得を感じてもらえれば幸いです。

僕の場合こんな感じですが、他のバンドマンはどんな感じで曲作りしてるのかなあ???


次回はこんな感じで僕がメインでやってる
「映像に音をつける」
記事を書く予定です。

今年もよろしくお願いいたします