劇団の「ACT」主催の舞台「ACT HOUSE」劇中曲やテーマ曲などが詰まった全20曲のサントラがアルバムとなってACT STOREにて発売されました!!!
なかなか個人のサントラアルバム発売の機会はなかったので、こうやって発売させていただくのとてもありがたいことです。
何よりこの20曲もACTがなかったら存在していません。
なのでアルバム紹介の前にまずは
劇団「ACT」とは??

2014年12月20日
『表現者たちが自由に集まれる場所』として
代表・西本健太朗が団体設立。
「繋げて、広げる、新しい”可能性”」をコンセプトに
様々な活動を行なっている。
2016年1月 対戦型共通冒頭演劇「ACT GAME 第一回戦」を皮切りに、
2016年12月 公演付き長期ワークショップ企画ACT HOUSE、
2018年8月大阪特別公演「米寿の伝言」、
2018年9月本公演「グーとパーでチョキを出す」など、
様々な演劇作品を制作している。
2019年9月公演「米寿の伝言」の再演では1000人動員を達成。
劇団としてではなく、様々な団体・劇団・役者を
巻き込む中心地を目指し鋭意活動中であり、更なる飛躍を求めて活動中。
ACTホームページより
おおっと!
今回こうやってしっかりホームページを読んで、ACTは劇団ではなくそういうコンセプトの団体ということもあって、色んな活動家やクリエーターさんとの交流もあったんですね!
着々とビッグになってる、これからも楽しみな団体です!
ACTとの出会い、舞台音楽

2016年に僕がギターを演奏するという執事役に挑戦した舞台があったんですが、もう自分で確信できるくらいお芝居の才能がなくかなりショックでした 笑
ただ、ギター演奏する演出や曲が良かったとわざわざ声をかけてくれたお客さんがいてそれがACT代表西本君で、それがきっかけでACT HOUSEという舞台曲を作るお誘いをいただくことになりました。
ACT HOUSEの稽古へ初めて伺った時、緊張感のある雰囲気の中、演技指導の厳しさや、20名ほどの出演者それぞれ気迫あふれる芝居への姿勢、それを見つめる脚本家やプロデューサーやスタッフの方々、その迫力に呑まれドキドキワクワクしてたのを覚えています。
孤独の中作業する僕の作曲生活や、自由に好きなように演奏する当時やってたバンドに比べたらまるで別世界でした。
特に稽古場のある意味主役の演出家、桐野翼さんの指導力と迫力が凄まじく、映画監督での自分の演技指導を猛反省。。。
この演出を見てたらまるっきり違う映画になってただろなあと思います。
(自主制作で映画監督を過去2回やりました)
またガクくんの脚本が僕の面白いと思うツボをバッチリ押さえていて、しっかり感動もあって、伏線回収でスッキリだし、ハードコアライブばりの熱い情熱もあって、作曲では自分らしさを自然に出せて(小難しいことも必要なかったし)ほんと作りやすかったです。
そしてこの5年間、観客としてもほんと楽しんでます。
舞台での楽曲制作!

ということでついに楽曲制作!
作曲家が舞台音楽を担当することは少なく、なぜかというと芝居が完成するのが本番直前だったりするのと(毎回徹夜してます💦)、お芝居メインなので、あまり凝ったメロディーや展開も合わなかったりするし、邪魔せず引き立てる楽曲のが多く必要だったりして、、、なのでほとんどの舞台は著作権フリーの音源を使っています。。。
でも!!!
やっぱり雰囲気良くてもそこに一つの芸術作品という熱というか、息遣いが足りなく感じることがあるんですよね。
そのために作る楽曲は良くも悪くもその作品への温もりが生まれるし、それをモチベーションに著作権フリー楽曲とある意味闘っているのかも 笑
そんなわけで割とシンプルに、抑えて楽曲を作ったりするんですが、お芝居と合わせて聴くとその楽曲が芝居や感情を盛り上げたり、そんな化学反応が起きることがあります。
それが舞台や映像音楽の醍醐味って感じます。
もちろん自由に曲を作れるシーンもありますが、思いっきり作れるのが「M0」と呼ばれる舞台開始の暗転のなかにかるオープニング曲です。
楽曲紹介

と、いうわけでやっとアルバムの楽曲紹介に入れたんですがまずはこのアルバムの1曲目!
これは今年開催した第5回ACT HOUSEのオープニング兼ダンス曲ということだったので、じっくり脚本を読み、はちゃめちゃ面白い話に負けないくらい面白くてノリノリのオリジナリティー溢れる曲を作ったろう!と取り掛かりました。
壮大な曲も違うし、いかにもダンスって曲も違うし、、、うおーーーってな感じで3曲くらい自分でボツにしてなんとか絞り出して作り上げました 笑
やっぱり大好きなギターを入れたんですが、今回は東京事変や星野源さんバンドなどで活躍中の浮雲さんみたいな自由なギターを弾きたくて挑戦!
メタルの速弾きとかと違う難しさがあって全然うまく弾けなくて、こういうノリのいいリズミックなギターってすごく面白くて奥が深いんですね。
曲構成はイントロ、Aメロ、Bメロ、Cメロ、溜めて貯めてサビ!という展開も、各パートに合わせダンスを踊る登場人物が決まっていて尺も大体決まっていました。
劇中曲ではなくダンスを踊る曲ということで、それぞれ全然違う雰囲気の展開にしたらダンスも全く違うものになって面白いだろな!なんて想像しながら作ってたんでめちゃ楽かったです。
これは初告白ですが、実は最後はちょっと1拍ずらしてどんな合わせてくるんだろう!?
なんて意図的に難しくしてやりました 笑
まあそこがまたいいスパイスになったと思うんですが(いいわけ)、みんなやっぱり合わせづらそうでごめんなさい!!🙇♂️
結局その出来上がりのダンスと振り付けがめちゃめちゃ素晴らしく、振り付けの石垣 エリィさんと出演者様様でした♫
過去のACT HOUSEにも通じるワンパクで元気な音とメロディーの総集編的な要素も取り入れたとっても思い入れ深くなったこの曲。
「大赤字に進路を取れ!DANCE」
はシングルカットでApple Music、Spotify、amazon music、Youtube Music、Line Musicなどで配信中です!
是非聴いてみてください!↓

2曲以降はまた次回!
アルバムはこちらのACT ATOREにて絶賛発売中でーーーす!↓